1986年4月5日(土) 東海道線・山崎-高槻 その2

例年、春を迎えると、今年のサクラの開花はいつになるか、そわそわとしてしまう。今でこそ、京都市内の開花日は、3月下旬になることが多く、近年では中旬に開花したりもしているが、昔はそうではなかった気がする。少し気になったので調べてみたら、やはり、3月末から4月初めが普通であった。1986(昭和61)年の春も、その開花日は4月3日だった。

そんなサクラが咲き始めたばかりの週末、いつものように東海道線の山崎-高槻間へ撮影に出掛けた。この年の春休みは、九州方面へ撮影旅行に出掛けたが、帰宅後、数日も経たぬうちにまたカメラを手にして出掛けたのだった。

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雨上がりの朝、上り大阪行きの臨時寝台特急「日本海82号」が姿を見せた。古めかしい20系だったが、この当時はまだ特急でも使用されていた。

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EF62がけん引する急行荷物列車がやって来た。1984(昭和59)年の春に、それまでのEF58を置き換えた機関車だったが、この年の11月に荷物列車そのものが全廃になったため、東海道線での活躍期間は3年半ほどしかなかった。

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主に新快速用に使われていた117系も、朝夕のラッシュタイムは快速運用に入っていた。

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特急「はまかぜ」は、1982(昭和57)年からキハ181に置き換わっていたが、その後、2010(平成22)年まで18年の長きに渡って活躍した。ちなみに、その前に使われていたキハ80系は1972(昭和47)年からだったので、ちょうど10年である。

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117系が、本来の新快速として外側線を通過していく。6両編成の短さが、今となっては懐かしい。

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振り子式車体で知られている、大阪発、長野行きの381系特急「しなの」が通過していく。特急「しなの」は、その後、381系から383系に置き換えられながらも、長らく1往復だけが大阪に乗り入れていたが、2016(平成28)年3月のダイヤ改正で廃止になってしまい、今では京都や大阪でその姿を見ることは出来なくなってしまった。

京都新聞の撮り鉄カメラマン“カジやん”が、1978(昭和53)年から現在に至るまで、京都を中心に日本全国で撮影した鉄道写真を紹介します。

注*掲載写真の中には、現在は地形などの変化で撮影することができない場所や、撮影対象そのものが存在しなくなったものも含まれます。必ずしも現状とは一致しませんので、あらかじめご了承ください。