1987年2月8日(日) 東海道線・山崎-高槻間 その3

鉄道ファンの間で、東海道線の京都-大阪間にある有名撮影ポイントと言えば、山崎-高槻間(=当時。今は島本駅が開業したので、山崎-島本間になる)にあるサントリー前のカーブを中心としたエリアだろう。
 1980年代の頃、日曜日の朝となれば、多くのファンがカメラを手に訪れていたものだった。当時は周辺にマンションも建っておらず、今と比べると田畑も多く残っていて、見晴らしも良かった。

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今と違って、当時は昼間にも数多く貨物列車が設定されていた。しかし、その多くがEF65一般型のけん引であり、当時としては「見飽きた」存在だった。

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たまにEF65PFや、EF66が先頭に立っていると、逆に珍しく感じてシャッターを切っていたほどだった。

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前の年の秋にあったダイヤ改正で、ブルートレインの寝台特急「明星」が姿を消していたが、既に旧式化していた20系を用いた臨時列車として、たまに姿を見せていた。しかし、先頭に立つEF65PFにヘッドマークは無かった。

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同じく臨時列車で、14系座席車と寝台車を併結した「あかつき」もあった。当時、増えていく夜行バスに対抗して、定期列車の「あかつき」にも座席車が連結され始めたばかりだった。

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元祖・昼夜兼用の寝台電車である583系も夜行列車の削減で余剰気味となり、大阪-新潟を結ぶ急行「きたぐに」に転用され始めるなど、格下げ使用が始まっていた。他には地方で使う普通列車用に大改造された車両も少なくなかった。

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島本駅の無かった、この当時、山崎-高槻間は、京阪間で最も駅間距離が離れている区間だったこともあり、周辺には田畑が広がり、見晴らしも良かった。

京都新聞の撮り鉄カメラマン“カジやん”が、1978(昭和53)年から現在に至るまで、京都を中心に日本全国で撮影した鉄道写真を紹介します。

注*掲載写真の中には、現在は地形などの変化で撮影することができない場所や、撮影対象そのものが存在しなくなったものも含まれます。必ずしも現状とは一致しませんので、あらかじめご了承ください。