11年ぶり、7羽元気あふれ
6月11日、京都の森の水禽(すいきん)舎でオシドリのヒナが、当園としては11年ぶりに誕生しました。
野生のオシドリは外敵を避けるため、高い木の洞などに巣を作りますが、当園では地上から約2メートルの高さに巣箱を設置し、その中でお母さんが8個の卵を抱いていました。
その日の午前、ふ化した7羽が順番に巣箱から飛び降りてきて、舎内のプールでお母さんの周りを元気に泳ぎ回ったり、餌をついばむ姿が見られ、担当者を含め職員一同、目を細めて見ていました。
現在、ヒナはフワフワの羽毛に包まれとても愛らしい姿をしていますが、彼らの成長は早いため、この姿を御覧いただけるのはほんの少しの間だけ。ぜひ、早目のお越しを!
京都市動物園の日常や出来事を職員さんがつづります。365日、さまざまな表情を見せる動物たちの毎日をご覧ください。