ハンドウイルカ

ハンドウイルカの「ビート」

ハンドウイルカの「ビート」

ビートと気持ちが通じ合う瞬間

色黒で性格(せいかく)が気分屋(きぶんや)なハンドウイルカの「ビート」。初めてビートに接した時、ご飯(はん)の魚をもらうたびに、私のもとから離(はな)れて、その魚で遊ぶのに夢中(むちゅう)で、コミュニケーションがなかなかとれませんでした。

どうしたら飼育(しいく)スタッフと遊ぶことが楽しいと思ってもらえるのだろうと頭を悩ませ、横取りをするほどビートが特に好きなサバとサンマをご飯の時に必ず用意することにしました。

私がサインを出して、それがとてもよくできたときなどにサバやサンマをあげて「とてもよかったよ!」という気持ちを分かりやすく伝えると、ビートはだんだん私を見てくれるようになり、私のもとから離れなくなっていきました。

今では「ジャンプしてね」と伝えると「これでしょ!」と言わんばかりに自信満々(じしんまんまん)にジャンプしてくれるまでになり、「よくやったね!」と大好きなサバとサンマをあげると大喜びして、次のジャンプではもっとすごい勢(いきお)いで飛んでくれます。

いろいろなジャンプがある中でも、空中(くうちゅう)で1回転半回る「サマーソルト」が一番のお気に入りで、その姿は豪快(ごうかい)です。とてもかっこよくお客さまの前でサマーソルトを決めると、その迫力(はくりょく)に大きな歓声(かんせい)があがります。

まだ時々ふらっと離れてしまうこともありますが、私とビートは気持ちが通じ合っていると思っているので、そんなときは「楽しく遊ぼう!」と伝えたいと思います。ビートいつもありがとう。そして、これからもよろしくね。