ハンドウイルカ

パフォーマンスを繰(く)り広げるイルカたちとスタッフ

パフォーマンスを繰(く)り広げるイルカたちとスタッフ

イルカも人も楽しいショー

京都水族館では「イルカLIVE きいて音(ネ)」を毎日行っています。ショーの中で、イルカたちは高いジャンプやかわいい鳴き声を披露(ひろう)し、トレーナーと息の合った姿を見せてくれます。では、このパフォーマンスは何のために行っているのでしょうか?

水族館のプールは野生の海に比べれば狭(せま)く、岩も砂もなければ海草も魚もいません。イルカたちは1カ月もすれば、プールにも慣れてきっと退屈(たいくつ)になってしまうでしょう。イルカたちが水族館でもいきいきとした生活を送れるように、私たちにできることはないか、と考えました。
イルカは海で魚を捕(つか)まえるとき、どう追いかけたらいいか、誰(だれ)かと協力したほうがいいか、と考えます。水族館でも頭を使い、体を動かすことで日々刺激(しげき)的な毎日を送ってほしいと思い、イルカたちをトレーニングすることにしました。

次はどんなサインがいつ出るのかな、誰と一緒(いっしょ)にジャンプするのかなってイルカたちが考え、目をキラキラさせてくれるよう願っています。同時に、ショーに来てくれたお客さまにも楽しんでもらいたいです。

打ち合わせで、このパターンは昨日やったから今日はやめよう、今度はこの2頭でジャンプしてみよう、この子とあの子はケンカしていたから一緒にジャンプすれば仲直りできるかな、なんてことも相談します。ショーは、イルカたちが楽しみ、お客さまも笑顔になってくれると信じています。