食欲おう盛ケープペンギン



性格が見える ごはんの時間

IP170613TAN000207000_00

京都水族館で暮らしている83羽のケープペンギンたちは、1日3回、魚のアジを食べています。83羽もいると欲張(よくば)りなペンギンがたくさん食べて、食べることができないペンギンがいるのでは? と心配する方がいると思います。しかし、1羽1羽ごはんの量は決まっています。それぞれのごはんの量は、毎週火曜日に体重測定をして体重の増減を見て決めており、手渡しで与えていきます。

ペンギンの口の中に歯はなく、食べるときは丸のみにしています。目もいいので、少し離れた所から投げても上手にキャッチして食べることもできます。ごはんの時間はとてもにぎやかで、私が走るとペンギンたちも走ってついてきたり、水面で水しぶきをあげながら食べたり、ほかのペンギンのごはんを横取りしたりと、みんなにきちんとあげるのがとても大変です。ペンギンたちの性格が出るのでとてもおもしろい時間でもあります。

例えば、「たけ(竹屋町通)」は気が強く、誰に対しても遠慮(えんりょ)しません。ごはんが待てなくなると飼育スタッフの足をつついて催促(さいそく)してくることもあり、横取りもとても上手です。「うめ(梅小路通)」は控(ひか)えめな性格で、ごはんの時間になってもみんなの輪には入らず、隅(すみ)っこでポツンとしていることが多いです。ペンギンたちの食べ方などを見て、性格を想像してみるのもおもしろいかもしれません。