ケープペンギン

ペンギンの子育てが間近で見られる展示ゾーン

ペンギンの子育てが間近で見られる展示ゾーン

孵化から巣立ちまで、間近で

秋から春にかけてケープペンギンたちは卵を産(う)み、雄(おす)と雌(めす)が交代で卵を温(あたた)め、孵化(ふか)した雛(ひな)も雄と雌が2羽で一緒に育てます。

今回、お客さまにもペンギンたちの子育ての様子を見てもらおうと、見やすい位置(いち)に新たに七つの巣箱(すばこ)を設置しました。そのうち四つの巣箱で産卵(さんらん)を確認(かくにん)し、昨年12月から続々と孵化しています。

まず、親ペンギンの動きから見てみましょう。じっと卵を温め、せっせと巣箱へ巣の材料(ざいりょう)となる小石をくわえて運びます。巣の前で他のペンギンが子育てのじゃまをしないように見張ります。おなかの下で雛を優(やさ)しく包み込んで温め、自分が食べて少し消化(しょうか)した魚を吐(は)き戻(もど)して雛へ与えています。雛をくちばしで優しくつついて羽繕(はづくろ)いもしています。

一方、雛はどうでしょう。大きくなって親のおなかの下に入りきらなくなりました。ふわふわの暖(あたた)かそうな羽に包まれています。元気よく鳴いて親にご飯をねだります。大きく育ち、巣箱から外の世界へ足を踏(ふ)み出します。このように、ペンギンの子育てには、さまざまなドラマがあります。

雛ペンギンの成長(せいちょう)は驚(おどろ)くほど早く、多い時には1週間で500グラムも増え、生まれて7週間後には親ペンギンと同じ3000グラムほどに成長し、14週間後には巣立ちを迎えます。1~2週間に1度訪れていただき、この時期にしか見られないペンギンたちの子育ての様子、雛の成長を楽しんでみるのはいかがでしょうか? ペンギンたちのかいがいしい子育てに、寒い冬も心がほっこり温まるはずです。